木彫り人形のお店にお見えになられた皆様と工房とが直結されたお店にするために「工房雑記」を開設しました。
工 房 雑 記 2007
12月7日
 いつもながら思うのだが、1年の早いこと、もう12月だ。私は、来年は還暦を迎える年になる。還暦って何?インターネットで調べてみた。「60年たつと生まれた時の干支に帰ることから数え年の61歳。本卦帰り。再び生まれた時に帰るという意味」だそうだ。
先日、テレビで「煎餅を焼いて60年」の親父さんが言っていた。「自分の焼く煎餅が世界一美味い。そう思わなければ、60年も煎餅なんて焼いてなんかいられない」とはき捨てるように言っていた。
還暦を迎えるにあたり久し振りに味のあるいい言葉を聴いた。
9月30日
安曇野市のアザレアギャラりーの1ヶ月間の個展が終了した。
そして9月に開催した2回の木彫合宿も終わった。
ほっとした今日、女房はコタツを出した。
2,3日前まで半袖だったが今日はコタツがちょうどいい。なんとも訳の分からない最近の天気だ。
8月1日
個展も残すところ1ヶ月となり、昨日はDMの写真撮りをした。
自分でのDM写真撮りは初個展以来20年ぶりである。
張り切っていろいろと撮っては見たものの、結局はありきたりの写真で落ち着いた。
この写真は、撮っている最中に光が差し込んだが写真として面白いと思い撮ってみた。

6月3日
前より ハナタレ小僧に挑戦し昭和の子供を相変わらず彫っている。雑草のようなたくましい子供、憎まれっ子、ハナタレ小僧を彫りたいと思っている。
それが何故か可愛らしく、やさしい良い子になってしまう。
憎まれっ子、ハナタレ小僧の表情に四苦八苦している今日この頃である。
5月19日
私は、彫りの仕上げの微調整にデジカメで見ることにしている。作品をデジカメで撮り平面で見ることができる。
作品の長所短所が見えてくる。見え易い。
右の写真の子供だが、顔の輪郭が大分下膨れ気味だ。
左が修正後である。
最近、子供を何点か彫っている。
私の子供時代には、鼻をたらした子供がいっぱいいた。
・・・・と言うより私自身もそうであった。
鼻を拭いた学生服の袖がかばんでいたのを記憶している。
 4月3日
恵比寿様が彫り上がり、現在は細かな修正をしている。
その後、彩色となる。
ところで七福神の中で日本でお生まれになった神様は、恵比寿様だけだと聞きました。
事代主神や蛭子尊をさすともいわれる。 海運守護・商売繁盛の神だそうである。
早速ネットで調べて見た。
やはり、大黒・毘沙門・弁才がインドの神様で布袋・福禄寿・寿老人が中国の神様だそうだ。七福神について神仏習合の得意とする日本的な信仰対象と記してある。
日本人は、本当に困った時の神頼み的信仰心に厚い人種なんだと思う。
とは言え、恵比寿様が仕上がるにつれ、いつしか私の手元から次第に離れて行く気がする。それでは今の内に「二拝二拍手一拝」・・・・商売繁盛よろしくお願い申し上げます。
2月4日
私は現在、恵比寿様を彫っている。神様の手は、赤ちゃんの手のようにしなやかでふくよかな仕事のしない手と聞いたことがある。
ちょうど良い時に当宿に赤ちゃんがやってきた。この時とばかりに神様の手を撮らせて頂いた。神様はご機嫌は良かったがモデルは嫌いのようでなかなか思うようには撮らせて頂けなかったが、ピンボケながらもなんとか撮れた。神様ありがとうございました。
月20日
1年が早い、早過ぎる。工房雑記は書くも間も無くただ日は過ぎて行く。2007年は暖冬で初まった。
現在の当宿の駐車場の積雪量は30cm位だ。1月20日までこの状態は、あまり記憶がない。
このまま春まで行くような最近の陽気でもある。
この温暖化を考えるに私も少し複雑な気持ちになる。私の使っている木材も最近は日本の材料がが手に入り難くなってきた。南米ばかりを責められない。日本でも雑木を切り過ぎた。自然素材は本当に貴重だ。大事に使わなければいけない。
2005年 2006年