木彫り人形のお店にお見えになられた皆様と工房とが直結されたお店にするために「工房雑記」を開設しました。
工 房 雑 記 2008

月16日新潟「銀花」展に女房と行ってきました。
古道具を使い人形をセンス良く展示して下さいました。私の人形は、古道具、古家具、古材等に置くと良く似合う。昨年、私の作品を購入した方から盆栽の本を送って頂いた。盆栽の本に載りましたとのこと。見ると確かに盆栽にも合うのだ。以前から感じてはいたが、私の人形は、ガラスケースに入れるような主役の人形ではない。脇役がいい。私は良く人形に汚れに見えないように汚れをつける。生活観を出し、周りの世界になじませることにある。小さな人形だけれど展示によっては、人形が大きく見えることがある。今回の展示はそれを強く感じた。
4月8日
昨年の暮れ、松本の材木屋さんに日本のシナ材をお願いしてあった。雪融けを待ち、この3月にようやく庭先に運び入れた。
最近の木彫の材木事情には、切羽詰まったものがある。
木彫の材料は、雑木(広葉樹の自然木)が多いのだが、以前には、その雑木(シナ材、朴材等)は、近辺の森林組合から簡単に、それも安価に手に入ったものだ。
最近は雑木の伐採が少なくなり、広葉樹が手に入り難くなっている。
現在では、国産が少なくなり、外材(ロシヤ、台湾、中国等)が主になってきた。
こんなことを書くと誰もがお気付きかと思うが、森林伐採=温暖化に行き着く話である。
我々の使う木材は、微々たるものとは思うが、今後において、木彫が途絶えると言うこともありえることなのだ。
昨今、私事、複雑な気持ちになっていることは確かである。
限りある自然木素材を使うと言うことは、この上ない本当に贅沢なことで、私もそのことは本当にありがたく認識しているつもりである。又、それに携わるものとして、大事に大切に使いたく思っている。
3月24日
左のおばさんは、仕上げの途中でデジカメで撮っておいたものだ。
その後、仕上げ途中で気になるところがあり、つい彫ってしまった。案の定いつものように彫り過ぎてしまい、今では写真の面影はない。作品は幻の作品となった。
こんなことを何回繰り返ししただろうか。直彫りの難しさはここにある。
刀を進めている段階で、思わぬ人形のいい形、いい表情に出くわす時がある。
そこでやめればいいのだが、欲の深い私はもう一歩その前を見たくなる。
その見極め時がとても難しいのである。
2月6日
夜7時頃ご依頼主から電話が入り、「恵比寿様」が無事到着し、大変喜んで頂いた。「二拝二拍手一拝」
2月4日
恵比寿様がようやく彩色も終わり完成した。
昨日より梱包作業を始めたが見ての通りの作品なので梱包には大変気を使った。
そして6日の大安吉日に届くよう今日発送した。無事届くよう「二拝二拍手一拝」



1月31日
私は、今年は年男となり還暦を迎えた。木彫歴40数年にて初めて七福神と赤鬼を彫ってみた。



今年も雪の少ない1月だった。

お餅つきは、お正月の行事だと、思っていたら年末の行事だと初めて知った。

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